TextAliveがOngaCREST 2016でデモ展示しました!

これまでの2年に及ぶ研究開発の概要を、実際に制作された歌詞アニメーションとともに紹介しました。一番初めのプロトタイプをご覧になった方はほとんどいらっしゃらないかもしれません。今では、Webブラウザがあれば歌詞アニメーションを自由に制作、編集、共有できるようになりました。

TextAlive OngaCREST 2016デモ展示スライドはリンク先からも見ることができます。

OngaCREST 2016では、これまでの振り返りだけでなく新機能も紹介・公開しました。

新機能 (1) 背景画像の歌詞アニメーションへのより「深い」組み込み

2月のSNOW MIKU 2016タイアップ以降、歌詞アニメーションに後から背景画像を当ててみることはできましたが、今回、歌詞アニメーションのデータに背景画像の情報が含まれるようになりました。これにより、シンプルなURLで歌詞アニメーションを共有でき、そこからすぐに、より表現力豊かな歌詞アニメーションを自分好みに編集できるようになりました。

これと関係するのが、今後実現したい機能として紹介された「動画のダウンロード」です。TextAliveで制作した歌詞アニメーションをさらに手元の環境で作り込みたいというご要望を多くいただいていましたので、精力的に取り組みたいと考えています。

新機能 (2) ユーザによるテンプレート調整項目の提案

これまで、プログラミングできないユーザはTextAliveで演出のテンプレートを作ったり編集することができませんでした。そのため、既存のテンプレートの表現力を超える歌詞アニメーションを作ることが難しい問題がありました。

今回の新機能では、テンプレートにさらに調整したい項目(例えば文字の色や、動きのメリハリなど)があった場合に、それを提案できるようになりました。提案した内容は、プログラマが実装すれば、TextAliveユーザ全員が使えるようになります。

この新機能については「歌詞アニメーションを作り込んで楽しむ」でも紹介しています。

おわりに

今後も研究開発を続けていきたいと考えているので、ぜひよろしくお願いいたします。

最新情報はTwitter @TextAliveJp で配信しています。


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